インフルエンザにかかってしまった男性と看病する女性

絶対に!絶対に!!今年の冬はインフルエンザにはならない!!!そう誓った三日後に、僕はインフルエンザにかかりました。みなさんも気をつけてください、インフルエンザ。

A型インフルエンザウィルスの宿主、治療が困難に?

 インフルエンザウィルスが感染できる動物は、ウィルスの型によって決まっています。感染できる動物のことを宿主と言います。インフルエンザウィルスにはA型とB型、そしてC型の3種類があり、B型とC型の宿主はヒトだけです。B型とC型ウィルスはほとんど変異せず、一度かかると免疫が持続します。どんな症状が現れて、どういう経過をたどるのかも予測がつくため、治療もしやすくなります。しかし、A型は別です。A型の宿主は水鳥などであることがほとんどですが、極めて変異しやすいため、同じA型でも多種多様です。A型は常に変異を続けているため、それまで野生生物にだけ感染していたウィルスが、突然変異でヒトにも感染する可能性があります。ヒトに感染しても、ヒトの体内はやはり不向きで、そこで増殖してまた外に飛び出して行くほどの活動量が保てなければ、ヒトからヒトへ感染することはないのですが、うっかりヒトに感染したあと、ヒトの体内で突然変異し、ヒトの体内でも増殖でき、ヒトからヒトへも感染できるようになったら大ごとです。誰も免疫を持たない型であるため、皆感染して症状も重くなる可能性があります。未知の型であることから、治療方法も不明です。しかし、ウィルスがいつ、どのように突然変異するかということは予測がつきません。
 対応策としては、自らの免疫力を上げておくしかありません。確かにインフルエンザは症状が重くなりがちですが、風邪であることに変わりはありません。体内に侵入したインフルエンザウィルスは、自己免疫力が高ければ、やがて死滅します。免疫力は、体温が高ければ高いほど上がります。インフルエンザ感染時に高熱が出るのは、ウィルスと戦っている証拠です。